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2021.3.30

野菜を購入した日に、一週間後の明暗が決まる!? 保存方法を検証しました

毎日料理に使う野菜。でも、野菜の保存って、意外と難しいですよね。少し余って野菜室に置いておくと、気が付いたらしなしな……なんてこともしばしば! 処分せざるをえない時は、地味に落ち込みます。そんなことを少しでも減らすため、野菜が長持ちする保存方法を調べ、実際に試してみました。

ライター

ライター : 岡田絵理

今回検証する野菜はコチラ!

▲買ってきたばかりの新鮮な状態です

  • キャベツ
  • ホウレン草
  • ニンジン
  • トマト
  • ブロッコリー

お馴染みの野菜で、傷みやすいイメージがあるものをピックアップしました。また、保存方法はこちらの本を参考にしました。

▲『ひと目でわかる!食品保存事典』島本美由紀著/講談社

実際に一定期間保存し、before→afterを見ていきます。

トマト

【保存方法】
1個ずつラップで包み、ヘタの部分を下にして、保存袋にいれる。

【保存期間の目安】
10日

【保存場所】
野菜室

▲正しい保存方法のもの(左)と、そのままポリ袋にいれただけのもの(右)

保存期間の目安が10日だったので、今回は保存から1週間後に様子を見てみました。

▲左がビニール袋に入れただけのもの、右が正しい保存方法のもの

見た目では、ヘタの萎び具合が違っています。また、触った時の感触の差が明らかで、左のものは押すと少しへこむ柔らかさになっていましたが、右は押し返しを感じるほど、ハリを保っていました!

▲裏側の様子は、あまり大差なかったです

ホウレン草

【保存方法】
痛んでいる葉は取り除く。購入した包装のままか、ポリ袋にいれて、葉先を上にした状態で立てて保存する。

【保存期間の目安】
10日

【保存場所】
野菜室

▲立てておく器は、ペッドボトルをカットしたものなどでも◎

保存期間の目安が10日なので、1週間後に様子を見てみます。

▲正しい方法で保存したもの

▲ポリ袋に入れただけのもの

明らかに、葉のハリとツヤが違います。正しい保存方法のものは、1週間後でもまだまだ料理に使える様子でしたが、ポリ袋に入れただけのものは、元気な葉を選ぶ必要がありそうです。また茎のシャキシャキ感にも違いを感じました。

キャベツ

【保存方法】
包丁で芯を切り取り、湿らせたキッチンペーパーを詰める。全体が入る大きさのポリ袋に入れ、芯を下にして保存する。

【保存期間の目安】
3~4週間

【保存場所】
野菜室

▲湿らせたキッチンペーパーは、キャベツを使うたびに交換するとよいそうです

▲切り口を下にするのを忘れずに!

保存目安期間が3~4週間ということで、2週間後の様子を見てみます!

▲正しい方法で保存したもの

▲ポリ袋に入れただけのもの

正しい保存方法のものは、保存をした時とほとんど変化が感じられませんでした。ポリ袋に入れただけのものは、葉がしなしな、少し変色もしています。外葉を数枚取り外せば、中の方はまだ使えるかな……、という状態でした。また、今回半分にカットして比較したのですが、断面部分は大差なく、どちらも黒ずみがありました。

▲上が正しい保存方法のもの。どちらも断面は少しカットする必要がありそうです

ブロッコリー

【保存方法】
茎を根本から1cmほどカットする。グラスに、根本がつかる程度の水をいれ、ブロッコリーを立てて入れる。空気が入るようにポリ袋をふわりとかぶせ、輪ゴムで閉じて保存する。

【保存期間の目安】
10~14日

【保存場所】
冷蔵室

▲今回検証したもののなかで、1つだけ冷蔵室での保存です

保存目安期間10~14日に対して、2週間後の様子を見てみます!

▲正しい保存方法のもの

▲ポリ袋に入れただけのもの

つぼみ部分は、大差ないかな? という程度ではありますが、よく見るとハリに違いがあります。違いがよく感じられるのは断面部分で、ポリ袋に入れただけのものは変色が激しく、茎部分も少しクニャリとしている感じがします。

ニンジン

【保存方法】
表面の水気をふき取り、キッチンペーパーで1~2本ずつ包んでポリ袋に入れる。

【保存期間の目安】
2~3週間

【保存場所】
野菜室

▲表面をふき取ると、意外と水分がついています

保存目安期間が2~3週間なので、2週間後の様子を見てみます。

▲手前が正しい保存方法のもの、奥がポリ袋に入れただけのもの

今回検証したもののなかで、唯一ほとんど違いが感じられませんでした! 触った感じや、カットしてみた感じも、どちらがどちらか分からなくなるほどでした。水分の多い野菜や、葉物野菜に比べると、長持ちしやすいのかもしれません。

▲カットした断面の様子。右がポリ袋に入れただけのものです

まとめ

実際に検証してみると、少しの手間で痛み方がかなり異なることがよく分かりました。とくに葉物野菜の違いは一目瞭然なので、少し面倒でも試す価値アリだと感じます。5種類を検証しましたが、今回参考にした本には、野菜以外にも肉や魚、調味料など、身近な食品の保存方法が網羅されていたので、ぜひ手にとってみてください。