── 地域のお菓子をひもとけば、その場所の素敵な側面が見えてくる。
お菓子をとおして街のなかにちょっとだけお邪魔する、「ご当地お菓子」連載。
第15回は、魅力度ランキングの上位常連都市でもある北海道・札幌の「＃CHACOCHEE（チャコチー）」を紹介します。
ライター：吉田友希
CONTENTS
01| チーズの形をしたレアチーズケーキ
「チーズそのもの！」が、最初に＃CHACOCHEEを見たときの感想でした。チーズの穴まで再現された、まさに王道のチーズの形。＃CHACOCHEEの正体は、「まるで絵本から飛び出してきたようなチーズケーキ」というキャッチコピーがついたレアチーズケーキです。
＃CHACOCHEEは、チーズケーキといっても、ヨーグルトでつくられているチーズケーキ。材料はほぼヨーグルトとチーズなんだとか。……ますます気になります。
あらためて見てもチーズにしか見えない
画像提供：株式会社 HTS Planning
02| アイスからケーキまで、3つの食感を楽しめる
ホールタイプでありながら1ピースずつにわかれているので、包丁を使わずにすぐ食べられる
＃CHACOCHEEは、冷凍・半解凍・完全解凍の3つの食感を楽しめます。それぞれで食感が異なりますが、とくに冷凍と完全解凍とではまったくの別物です！
食べかた、ひとつめ「冷凍（冷凍庫から出した直後）」
チーズアイスとしていただく方法です。少しシャリシャリとしていて、甘さは控えめ。ヨーグルトの風味を感じられる、爽やかな味わいです。
食べかた、ふたつめ「半解凍」
冷凍庫から冷蔵庫に移し、2時間ほど経過した状態です。表面がクリーミーな質感に変化しています。スプーンでスムーズにすくえるくらいには、解凍が進んでいます。中心部分はひんやり、外側部分はなめらか。ケーキとアイスを両取りしたような食感を楽しめます。
食べかた、みっつめ「完全解凍」
完全解凍は、冷蔵庫で6時間以上置いた状態。こちらは、完全にレアチーズケーキです。なめらかで濃厚！ ヨーグルトの味わいをもっとも感じられる食べ方です。甘味がありながらもさっぱりとした後味なので、ついパクパク食べてしまいます。
03| 乳製品専門店が手掛けている
ヨーグルト製造の様子
画像提供：株式会社 HTS Planning
＃CHACOCHEEを手掛けるのは、北海道・札幌にある乳製品専門店「CHACO（チャコ）」。CHACOのルーツはヨーグルト専門店。専門店としてオープンしたきっかけは、ヨーグルトを夜ごはんに食べるニューヨークの文化に驚いたことだとか。
「ニューヨークで食べられていたのは、日本でよく見かけるサラサラタイプのヨーグルトではなく、フルーツやサーモンをトッピングしてもしずまない、濃厚でチーズのような食感のヨーグルトでした。濃厚なヨーグルトを日本でも食べられるようにしたいと考え、お店をオープンしました」。
ヨーグルトは、さまざまなアレンジが楽しめる
画像提供：株式会社 HTS Planning
同店自慢の超濃厚ヨーグルトは、北海道生乳100%でつくられています。ヨーグルトを3分の1に凝縮してつくられるので、たんぱく質が豊富。余分な水分をカットし、保存料・添加物不使用で仕上げられています。
はちみつやジャムとはもちろん、どんな食材とも相性がいい
画像提供：株式会社 HTS Planning
04| 「チーズをヨーグルトに置き換えたら？」の発想で誕生
たくさん並べてあると、可愛さ増し増し
画像提供：株式会社 HTS Planning
冒頭でも触れましたが、＃CHACOCHEEの材料は、ほぼチーズとヨーグルト。素材本来のおいしさを生かすために、厳選した材料でシンプルにつくられています。
「自社でつくっているヨーグルトは、チーズのような濃厚さが特徴です。そこで、チーズケーキの原料のチーズをヨーグルトに置き換えてみようと考えました。濃厚でありながらヘルシーな、唯一無二のチーズケーキができると思ったんです」。
北海道の恵みがぎゅっと詰まったチーズケーキは、「罪悪感の少ないスイーツ」や「可愛くておいしいスイーツ」として、札幌だけでなく全国から注目されています。
北海道愛を感じられるパッケージ。チーズの丸い穴のなかに、ひとつだけ北海道の形を発見！
北海道・札幌の「＃CHACOCHEE」、ごちそうさまでした。
CHACO
所在地：北海道札幌市豊平区月寒東3条11-1-30 BRUNCH札幌月寒
TEL：011-850-9559
営業：11:00～18:00、木曜休（祝日の場合は営業）
https://chacoyogurt.com/
05| 札幌で家を建てるなら。おすすめの建設会社
札幌市の戸建注文住宅棟数において、過去8年間で4回、年間首位を獲得した豊栄建設。適正な価格で自由に設計できる点が魅力だが、機能性も優れており、とくに高断熱・高気密も特長。
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この記事を書いた人
吉田友希 ライター
