きれい好きでありながら、面倒くさがりな私。生活スタイルのモットーは、「できるだけラクをして、きれいに暮らす」こと。今回は、プチプラアイテムを使って、ずっと気になってモヤモヤしていた浴室のヌメりやカビを予防しつつ、掃除が100倍ラクになるという、暮らし上手な方々の間ではもはや常識と噂の「浮かせる収納」にチャレンジしました。
ライター:moriyuu
CONTENTS
01| 整理整頓の基本の「き」、現状把握からスタート
備え付けの棚は、少し掃除が大変
お互いの生活スタイルを大切にしながら、ただいま同棲生活一年目。今回の「浮かせる収納」チャレンジについて、同居人の彼に相談すると、快く賛成してもらえました。まずは、整理整頓や掃除の基本の「き」だと思っている現状把握からスタート!
シャンプー類は備え付けの棚に置いていた
シャンプー類は、備え付けの棚に直置き。上の段には彼のもの、下の段には私のものと、棚ごとに分け、一緒に使っているボディソープは鏡の下にある台に置いています。この備え付けの棚の掃除が特に行き届かず、バスルームを使うたびにモヤモヤしていたのですが、今まで見て見ぬふりをしてきました。
私の棚(写真左)と彼の棚(写真右)
もっと細かく見ていきます。
私のもの(写真左)は、シャンプー、コンディショナー、洗顔フォーム、頭皮ブラシ。洗顔フォームは肌の調子によって2種類を使い分けているので、全部で5点。頭皮ブラシは縁にかけてもすぐに落としてしまうため、気になりつつも直置きしてしまっています。
彼のもの(写真右)は、シャンプー、コンディショナー、洗顔フォーム、シェービングジェル、ひげ剃りの5点。彼に現状を聞いてみたところ、棚の水切れがあまりよくなく、接する面にヌメりが発生しているのは私と同じく気になっていたそう。また、洗顔フォームを取り出すときにひげ剃りを落としてしまうことがあり、少し不便だと感じていることも知りました。
ボディタオル類はS字フック使用で問題なし
泡立てネットは、私でなく彼が愛用(笑)。中央のブルーのボディタオルは彼のもの。無印良品の泡立てボールは私のものです
ほかの部分もチェックします。
ボディタオル類は、鏡の向かい側にある、壁の備え付けのバーに、100円ショップなどで購入したS字フックを使って吊るしています。ここは今回は維持でいいと判断しました。洗面器や風呂イスなどは使っていないので、バスルーム内にあるものはこれで全部。
今回は、モヤモヤの一番の原因である、ヌメりやカビとおさらばするために、掃除のノウハウ本には必ずといっていいほど書いてある、水回りは直置きNG「浮かせる収納」にチャレンジしていきます。
02| 「ボトルフック」と「ワイヤークリップ」を導入
シャンプーボトルを吊るす
クリア素材でシンプルなデザインのボトル用フック
まずは一番のヌメりの原因となっている、シャンプーボトルを吊るしていきます。導入したのは、セリアで購入してきたクリア素材のボトル用フック。ステンレスタイプと迷いましたが、透明なので存在感がなく、よりすっきり見えるところが気に入りました。
ボトルにフックをひっかけ、しっかりと閉める。簡単装着!
使い方は、ポンプ部分をボトルから外し、フックの穴の部分を挟むようにしてしっかり閉めるだけ。
ボトルのサイズによってはフックの穴が合わないことがあるかもしれないので、事前に取り付けたいボトルのサイズを確認しておくのがおすすめです。
洗顔フォームのチューブを吊るす
シンプルなワイヤークリップ
洗顔フォームなどのチューブを吊るすために購入したのは、ステンレスタイプのワイヤークリップ。クリップ部分で洗顔フォームを挟み、フック部分を棚の縁に引っかけて吊します。
ボトル類もすべて吊るして、浮かしました!
ボトル類も洗顔フォームもすべて棚の縁に引っかけて、「浮かせる収納」の完成です。
常に水切れがよい状態になり、ボトルの底のヌメヌメもまったく気にならなくなりました。耐久性に若干の不安はありますが、今のところは安定していて問題ありません。
洗顔フォームを吊るしたワイヤークリップもしっかり下げられました。
ボディソープのボトルも引っかけることができたので、台には何も置くものがなくなってスッキリしました。
シャンプーボトルを使う時は、いったん台に移動
注意点としては、ボトルを吊るした状態ではポンプを押せません。使いたいボトルを台に置いてプッシュし、使い終わったら引っかけていますが、棚に直置きしていたときも出し入れはしていたので、とくに不便は感じていません。
この記事を書いた人
moriyuu ライター
編集プロダクションで働くライター。彼との同棲生活を快適にするべく、日々工夫を重ねている。